モクズガニ

図鑑に載っていたモクズガニを見た息子が言いました。

息子「おとうさん、モクズガニって食べれるの?」

父「食べれるよ。味噌汁にしたら美味しいよ。」

息子「食べたーい!」

それからモクズガニ捕獲作戦が始まりました。

作戦と言っても、モクズガニがいそうな川で石をめくって網ですくうという原始的な方法ですが…。

 

なかなか見つけることができませんでしたが、秋の気配が漂いはじめた9月下旬、ついに発見&捕獲成功。

今までいなかった場所でまさかの3匹ゲット!

リサーチ不足でしたが、モクズガニの旬は秋(9月~11月)らしいですね。

旬のモクズガニを食べられるとあって息子も大喜び。

 

ただ、捕獲したモクズガニは数日泥抜きをしないと泥臭さが残って美味しくないらしく、捕獲した川はかつて日本一汚い川と言われていた川(今は水質が改善されて生き物も豊富)だったので、二晩しっかり泥抜きをすることにしました。

すぐに食べることができずに悲しむ息子…。

ただ、モクズガニを飼育観察することができて、それはそれで楽しかった様子。

f:id:isono_ginpo:20191029235352j:plain

なかなか良いサイズのモクズガニ

メモ…

複数匹いる時はケンカしないように別々に(仕切りがある水槽で)飼うと良い。

フタをしておかないと逃げ出すので注意。

モクズガニはサツマイモ(生)を食べる。

テナガエビと一緒に飼っていたらテナガエビが食べられる。

 

そんなこんなでようやく食べることに。

調理方法はオーソドックスに味噌汁で。

f:id:isono_ginpo:20191029234950j:plain

ふんどしの幅が狭いのがオスで広いのがメス。

メモ…

まずは水槽から取り出したモクズガニをよく洗い、臭み取りで料理酒に漬け込む。

生命力がハンパなく、酒に漬け込んでもしばらく元気。

ダシが良く出るように半分に割って鍋に投入。

モクズガニは肺吸虫という寄生虫の宿主なので、調理の際は周囲に汁が飛び散らないように注意。生食は危険なので、しっかり加熱する。

 

そうしてモクズガニの味噌汁が完成。

f:id:isono_ginpo:20191029234730j:plain

そのままの形で味わう。

濃厚なダシ&カニミソたっぷりの味噌汁に父は満足。

息子も美味しいと大喜び。

でも、息子的にはカニミソよりも、カニの身の部分が食べたかったようで、そういう意味では今回のモクズガニはイマイチだったかも…。

次回はもう少し大きいモクズガニをゲットして、シンプルに塩ゆでで食べてみようと思います。